パラグアいぃ便り

日本からは地球の反対側。遠くはなったけど元気でやってるよ~とお知らせします。

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念願のコスキン♪その1

アルゼンチン・コルドバ近郊の保養地、コスキンで毎年行われている音楽祭、
Festival Nacional de Folklore de Cosquín
に初めて行って来ました!

今年が54回目となるアルゼンチン最大の音楽祭です。
超有名な人からそうでない人まで、ものすごい数のアーティストが次々と、
9日間の毎晩、大きな野外ステージで夜通しフォルクローレを演奏する、
という一大イベントで、長年、いつか行ってみたいと思っていました。

やっと今回、意を決して、5~7日目(1/29~31)のステージを聴きに行くことに!
超暑~いパラグアイから南へ南へ。涼しいったらないよ~♪避暑だね。
DSCN4308.jpg
コスキンの町には、コルドバからバスで約1時間ほどで到着します。
コルドバのバスターミナルからでも、南市場の北側にある、
近距離バス乗り場からでも、コスキン行きのバスに乗ることができます。

しかし、小さな町に大勢の人が押しかけるので、宿が取れるはずありません。
会場がある町の中心からも徒歩圏内の、広いキャンプ場に宿泊しました。
場内に食堂も売店もあり、サイトにコンセントもある、設備が整った所でした。
IMG1560.jpg
テントがひしめき合い、まるで村のよう。そこかしこでフォルクローレが流れてる♪

気付くと共有スペースの小屋では、ミュージシャンの歌とギターに人だかりが。
IMG1525.jpg
彼はどう聴いてもプロのようですが、コスキン祭に出る方ではないようです。
国内の無名ミュージシャン達もたくさんコスキンの町に来ているようで、
この場所でも連日違う方が演奏していましたが、これが皆上手くてイイ感じ!!

寝床ができたら、町の中心へ。
おぉ!これがコスキン祭のステージか!いよいよ来たか~!と胸が高鳴ります。
IMG1529.jpg

会場前の通りでは、いろんなミュージシャンが、競うように演奏しまくってます。
IMG1548.jpg

昼間はひっそりしてたけど、夕方になると通りはすごい人出!まるで繁華街です。
IMG1531.jpg

夜10時、いよいよ始まりました!出演者がつまってるので開始はあまり遅れず。
DSCN4199.jpg
はじまりは毎晩、コスキンの歌と踊り♪これを聴くとなんかじ~んときます。
その後、派手な花火がバンバン上がって、歓声と共にトップバッターの登場です!

この日のトップは、RALY BARRIONUEVO。女性にも人気抜群の若手です。
DSCN4206.jpg
偶然にもつい先日、初めてCD買ってみたばかりの売れっ子の方でした。
上手く言えませんが、聴きやすい新世代フォルクローレといった感じでしょうか。
隣のおばちゃん(私と年変わらないかも)も大はしゃぎで、目がハートでした。
ええ、はい、確かにかっこいいです。優しい声がまた素敵ですね~♪
ギター弾き語りから、ロック系アレンジの曲まで、洗練されててとても良かったです。

それから延々と色んなアーティストが出てきて、とても覚えられないです。
居眠りして見逃した人もいるし、そもそも3日とも最後まで見てないし。
でもやっぱり、コスキン祭はすごいです~!超豪華!!
たまに好みじゃないのもあるけど、どれも素晴らしい演奏ばかり。
一日分ずつ、ちょこっとずつだけ記録がてら書いてみます。

FACUNDO TORO。この若手も女性に大人気。ノリノリ系フォルクローレ。
DSCN4215.jpg
頼もしい若手がいるんですね。また隣のおばちゃんが、大はしゃぎでした!
でもこの後、彼を嫌いになってしまいそうな出来事が・・・。
(べつに彼が悪いわけじゃないんですが)

あら!なんか、このままだと、若いお兄さんばかり好きと思われそう。
超人気の渋いおじ様グループとかも、書くつもりだったのに。
なにせ記憶が・・・。また思い出して、もう少し増やしたいと思います。

しかし、コスキン祭、思った以上に体がきついです!!!

毎晩、その日の一番人気のメインが出てくるのは、午前3時以降でした。
慣れない私達は、午前1時~2時ぐらいになると眠くて限界が・・・。
しかも、夏とは言え、ここは高原、どんどん冷えてきます。
メインまでに、その他の見たい人がまだ出てないということも茶飯事。
でも、来たからには、見たかった人とメインの人を見逃すわけにはいきません。
全部終わるのは一体何時なんだろう。たぶん午前6時頃。

何といっても、この日必ず見たかったのは、この方達です。というより、
この方達が出演すると知って、今回コスキン行きを決行できたようなもの。
FALU X FALU: HOMENAJE A EDUARDO FALU JUNTO A
LILIANA HERRERO – MARCELO CHIODI – LILIANA SABA

昨年亡くなった、アルゼンチンの巨匠ギタリストで作曲家エドゥアルド・ファルー
へのオマージュとして、大好きなフォルクローレ歌手リリアナ・エレーロが、
彼の甥で名ギタリスト、フアン・ファルーらと共に出演するというもので、
この日のほぼメインです。

眠さと寒さに耐えて耐えて、午前3時すぎにようやく登場し、感激です!
DSCN4241.jpg
リリアナ・エレーロと古謝美佐子だけは、ライブの1曲目で歌いだした途端に、
必ずと言っていいほど、号泣してしまうんです。なんでなんでしょう。
生で聴くのは本当に久しぶりです。

あぁ、嬉しい、幸せ~! 
さあ、これから120%満喫するぞ~!


と喜んだのも束の間。
会場の外から聞こえてくる大音量の音楽が響いてきて、ちゃんと聴けないんです。
それまでもずっと鳴っていて、たまに曲と曲の間に気になっていましたが、
彼女達がしっとりアコースティック系だからか、さらに騒音が大きく感じます。
耳障りでしょうがありません。

まさか!でした。絶対そのうち、会場外の音をやめさせると思っていました。
それが、一向にその気配はなく、重低音でガンガンと鳴り続けていました。

耐えかねたフアン・ファルー氏、話はちゃんと聞き取れませんが怒っています。
音響に、ギターとリリアナの声の音量を上げるようにも指示しました。
DSCN4236.jpg

ギターと歌の音量が、やたら大きく上がりました。
ちょっと不自然なボリュームで、何だか聴きづらく感じます。
そして、ズンズン響く外の音楽はずっと鳴りっぱなしのまま。
違う。違うよ。こんなのを聴きに来たんじゃない。こんなはずじゃない。

おかしいよ、こんなの。これがコスキンなの?
フォルクローレの都?アルゼンチン最高の音楽祭?
町を上げての大イベントじゃなかったの?


あれよあれよのうちに、彼らの出番は終わりました。
聴きたかった観客達は満足できないので激しくアンコールするも、
あんな環境で、それ以上演奏してくれるわけがありませんでした。

もちろん、演奏と歌は素晴らしいものでした。
でも彼らの音楽を、60%ぐらいしか味わうことができませんでした。
あんな状態でも演らなければならないとは、なんと過酷なんでしょう。
彼らはもう、コスキンには出てくれないんじゃないかと思いました。

彼らを観た後すぐ、騒音の出所を確認し、キャンプ場に帰りました。
コスキン祭会場すぐ傍のライブハウスで、演奏中の音を客寄せのため、
店の外にもスピーカーを置いて、すごい大音量で鳴らしていました。
その日この店で演奏していたのが、同じ日の前半に出演していた、
大人気の若手ミュージシャンFACUNDO TOROだったのです。
音に釣られて、店に入っていくお客さん達もいます。
主催者がどうしてやめさせないのか、不思議でなりませんでした。

アルゼンチンは音楽を真摯に聴く人が多い、というイメージがありました。
その憧れのコスキン祭で、素晴らしいはずの音楽をちゃんと楽しめなかった、
という、期待を裏切られたような思いでいっぱいになりました。
そして、フォルクローレの伝道師である大御所達の本物の音楽を、
若手ミュージシャンバンドの爆音に台無しにされてしまったという事も、
悲しくて悔しくてたまらなくなり、帰り道、涙が止まりませんでした。

という、苦い1日目だったのでした。(つづく・・・)

(この件、音楽ライターのタニィさんも詳しくブログに書いてくださってます)
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  1. 2014/02/06(木) 02:02:48|
  2. コスキン音楽祭♪
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