パラグアいぃ便り

日本からは地球の反対側。遠くはなったけど元気でやってるよ~とお知らせします。

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アリプカ(罠)

アルゼンチン北部・国境の町プエルト・イグアス郊外にある、
LA ARIPUCA という施設・公園に、先日立ち寄ってきました。

アルゼンチンで農地開発の為に伐採された巨木で作られた施設だそうです。
「アリプカ」とは、グアラニー族(アルゼンチン北部~パラグアイの原住民)が、
動物を捕まえるために使っていた罠の意。

そのグアラニーの罠をモチーフにしたという巨大なモニュメントが、
開発の為に伐採されてしまった巨木で作られているとのこと。

「森林を破壊し続けると、私達人間が罠にはまって滅びることになる」
というメッセージが込められています。

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確かに、見たことがないような、巨木の数々で作られていました。
切り倒してしまうなて、もったいない!と思うような立派な木ばかり。

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どれぐらい大きいかというと、これぐらい。
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飲物・軽食の売店も巨木でできています。
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インディヘナの方が販売している手作り民芸品のコーナー。
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品揃えがとても豊富な民芸品ショップ。
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巨木で作られた椅子やテーブルも。
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レストランもあるようでしたが、朝だった為か、まだ開いていませんでした。

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天気も悪かったせいか、人も少なく、とっても静かでした。

何百年も生きてきているような大木は、日本でも神聖なものとして奉られています。
パラグアイにも、大きな木がとても多くて、やはり皆に大切にされていると感じます。

灼熱の日差しから人を守り、激しい雨風から人を守り。
鮮やかな花や熟した実で、私達を癒し、潤わせています。

でも現実には、パラグアイの森林も、すごい速さで失われているようです。
10年前に初めてパラグアイを旅した時(短期間でしたが)と比べても、
ずいぶん長距離バスからの眺めも様変わりしていると感じます。
大規模農地の開発によって、経済は発展しているのでしょう。

私たち人間は、ずっと地球の財産を壊し続けてきていて、
自分達をも壊してしまうものまで、たくさん作ってしまっています。
いつか罠にはまって、身動きが取れなくなる時が来るに違いありません。
でも皆わかってるから、このような施設もできた、そう思いたいです。

あと、色んな薬草・ハーブ製品を売っているショップもありました。
たまたま目に付いた黄色いカモミールのようなハーブについて尋ねてみると、
お茶にして飲むと「胃の傷に効く」と言われたので、買ってみました。
聞いた名前を辞書で見てみると、キンセンカの花。効くと良いな。
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  1. 2015/01/19(月) 23:44:34|
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メンドーサから懐かしのチリへ!

明けましておめでとうございます!!
この年末年始は、懐かしのチリへ行ってまいりました!

1週間強の日程なのでチリに集中したかったのですが、
航空券の都合上、チリの首都サンチャゴのアンデスを挟んで東の、
アルゼンチンのメンドーサに立ち寄ることに。

メンドーサの街の中心は、すごく立派な街路樹がたくさんあり、
活気はあるけど大きな街のわりには落ち着いた感じがします。
街並みも綺麗で歩道も広くて、とても歩きやすい街でした。

隣の国なのに、ここパラグアイとはまるで別世界・・・。
いまだにヨーロッパには行ったことが無いのですが、
ヨーロッパのどこかの街に来たような気分でした。

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メンドーサといえばワイン!ワインといえばメンドーサ!
そうです。メンドーサには星の数ほど(言いすぎ?)のワイナリーがあります!
ここパラグアイにも、メンドーサのワインがたくさん入って来ていて、
いつも大変お世話になっております~。

といってもよく分からないので、とりあえず有名らしき所「Bodega La Rural」に。
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ここはワイン博物館が併設されていて、とてもメジャーなようです。

ガイドツアーはあっという間に終わり試飲&買物タイム。みんな飲みまくり!
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試飲にはここでしか買えないワインが出てきます。商売上手ですね!

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ワイナリー横に広がるブドウ畑。車で来てたらワイン買いまくるんだけどなぁ。

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通りがかりの別のワイナリー。色んなワイナリーが点在しています。

私達は路線バス&歩きで1箇所だけを訪れましたが、
ツアーでは数箇所連れて行ってくれるようなので効率的です。
「Bodega La Rural」最寄のバス通り沿いにレンタサイクル屋もあって、
自転車でワイナリーを周る方法もあるようでした。
これが楽しそう!今度行った時はこれに決まり!

街外れにあるグロリアの丘から。
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この日は大晦日でした。ほとんどの店は午後2時で閉まってしまいます。

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丘から広大な公園を延々と歩いて街へ戻って、くたくたになりました。

街だし、さぞかし年越しは賑やかかと思いきや、いたって静かでした。
アスンシオンは年越し花火がうるさいし、サンチャゴも花火などで大騒ぎらしいけど。
アルゼンチンは違うんですね。花火のけたたましい音は苦手なので良かったかも。
数少ない開いてるレストランはべらぼうに高いらしいので、ひっそり質素な部屋食。

そして元旦は、アンデスの山を越える、チリ・サンチャゴへのバス旅です。
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車窓は、めくるめくアンデスの山の風景。
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走るバスからでは、写真はなかなかうまく撮れません・・・。
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このルートは途中、南米最高峰アコンカグアも少し見えるのですが。
サンチャゴに向かって右側なので、左側の席だった私は写真は撮れず。
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どちらかというと、右側の座席の方が良かったのかもしれません。
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チリ・アルゼンチン国境。1つの建物で出入国の手続きができますが、
チリへの陸路入国は、荷物チェックが厳しいので時間がかかります。
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元旦だから少ない方だと思いますが、1時間ぐらいはかかりました。
この国境、普段はもっともっと混んでいるのでしょうね。

その昔、自転車でアルゼンチンからチリへ入国の際、蜂蜜ダメなのを知らなくて、
荷物に入れてたのが見つかってしまい、未開封のまま没収されるのがイヤで、
持ってたクラッカーに蜂蜜を塗りたくって食べれるだけ食べて、
口が甘々で気持ち悪くなって入国したという、甘い思い出があります・・・。

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さあ、いよいよチリ!! だけど、アンデスを越えしばらくすると睡魔が・・・
  1. 2014/01/09(木) 22:05:45|
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お正月は大冒険?その3

立ち往生してから、どれぐらい経ったでしょうか。
夏のパタゴニアじゃなかったら、暗くなってくるような時間です。

「私は待つこと以外、何の役にも立たない・・・。」
自分の無力さをあらためて感じつつ、1時間以上は経った頃でしょうか。

低い音が道の向こうから響いてきました。
何かが近づいてきます。あれは・・・。
トラクターです。それも結構立派な。
運転席の後ろに、夫も乗っているようです。
助かった・・・。あぁ良かった!ほっとしました。

運転席から降りてきたのは、手前のエスタンシアで働いているホセさん。
「こんにちは、ごめんなさい~!」と挨拶すると、
ホセさんは満面の笑みでハグをしてくれました。

エスタンシアには、普段は十何人もの人が働いているそうですが、
お正月で皆里帰りしていて、全くの無人だったそうです。
あきらめかけた時に、ちょうどホセさんが帰って来たとのこと。
なんというタイミング!

ホセさんが手早い手付きで、ロープで私達の車とトラクターをつなぎ、
トラクターを動かすと、あっという間に車は溝から出ました。
「すごく簡単ー!」とホセさん。

エスタンシアのこんな素敵な庭でキャンプさせてもらうことに。
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そして、新年を祝うシャンパンを一緒に飲もうと誘ってもらい。
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火をおこし羊の肉まで焼いてくれて、ご馳走になってしまいました。
パタゴニアで肉といえば羊だけど、いままで食べた中で最高の味!
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完璧な焼き加減。外はぱりっとして中はジューシー。程よい羊の風味。

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愛情たっぷりの瞳で接してくれたホセさん。
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前は、北の州にあるお父さんのエスタンシアで働いていたけど、
このサンマルティン湖の方が自分は好きだ、と言われてました。
冬はマイナス20℃にまでなるそうだけど、年中ここで働いています。

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羊の毛を刈ったり、羊をさばいたりする広い作業場も見せてもらいました。
敷地が広大だから、エスタンシア内の移動は馬(従業員一人につき2頭いる)。
見える範囲に羊はほとんどいませんでしたが、1万5千頭いるそうです。
数に驚いてたら、何十万頭もいるエスタンシアも結構あるとのこと!

アルゼンチンは人よりも牛の方がが多いと言いますが、
このパタゴニアでは、人より羊がものすごーく多そうです。
やっぱりアルゼンチンは、本当に広い!

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アルゼンチンを、パタゴニアを、ここでの暮らしと仕事を心底愛し、
とても楽しんでる素敵なホセさん。カッコ良かったです!
できれば、またお会いしたい。お礼もしなきゃー。

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さようなら。 いつか、また来ます!

もしホセさんがいなかったら、いったい私達どうなってたんでしょう。
うっかり溝にハマらなかったら、きっと出会えなかった人。ホセさん。

マイナスの出来事があるから、プラスの出来事がある。
そんなことって、人生の中ですごく多いものですね。

一昨年の震災がなかったら、いまパラグアイに住めてないだろうし。
そしたら会うことがなかった人も、結構いるんだろうなぁ・・・。
(大冒険おわり)
  1. 2013/01/15(火) 01:51:43|
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お正月は大冒険?その2

パタゴニア。元旦の朝。 やはり夜は結構寒かった。
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キャンプの朝は、いつものように夫はカメラを持って周囲を散策。
私はいつものごとく、日が昇り暖かくなるまで、寝袋からなかなか出られず・・・。

この日は、湖沿いにもっと奥のほうまで足を延ばしてみます。

途中、コンドルにも何度か出会いました。
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ときおり道路に門がでてきました。自分で開閉して進みます。
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エスタンシア同士の境界にあるので、おそらく家畜の行き来を防ぐためかと。

一番奥の山の向こうはチリですが、道はつながってなくて行き止まりです。
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広い浜になっている場所がありました。馬の足跡があります。
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前に住んでいた所の近く、琵琶湖北部の湖畔を思い起こす場所でした。

さらに進み、一番奥の観光エスタンシアまで行くつもりだったのですが、
山からの雪解け水が川となって、道をふさいでしまっていました。
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流れも速く、結構深い場所もあります。普通車だし、これは無理でしょう!
美味しい水も流れてることだし、ここでお昼休憩にして引き返すことに。

湖の反対側を目指して、引き返します。反対側も景色が良いそうだし。
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それにしても、爽快な元旦です。
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もうすぐ前日来た湖入り口の分岐。あの山が目印。眠くなってきました。
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いつの間にか分岐を越えて、湖の反対側への道に来ていました。
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最初のエスタンシア(農場)を越えて、さらに進んでいきます。
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その後しばらくして、それは起こりました。
午後のコーヒーを飲んでないせいか、眠さが取れず意識がもうろうとした中。
今までになくヌカるんでいる道が現れ、運転が難しそうな感じ。

どうにか通れたみたいでほっとした後、前方の道を
少し水が横切って流れているのが見えました。
でも幅は1mもないくらいで、とても浅そうに見えます。
「行けるんちゃう?」と軽く言ってしまった、その直後。

ハマりました。
思ったよりも・・・深かったのです。
前輪がハマリ、車体も引っかかって、全く動けません!

しばらく二人でアレコレあがいてみましたが、無理。降参。
どうにもなりません。それどころか、よりヒドくなっていってるような。
誰かの助けを借りるしかありません。

ここで待っても、人が来る見込みは全くなさそうなので、
夫が歩いて、さっき通ってきたエスタンシアに人を探しに行くことに。
もちろん、携帯電話はつながりません。

なんか変だと思ってたんだよ。天気は最高だし。
ちゃんと計画も立てず、お正月にこんな綺麗な所に来れて。
私達そんなに日頃の行い良かったっけ、なんて。

最初そんなことを思いながら、待ち始めますが、
時間がたつにつれ、どんどん不安は募っていきます。

なんでもっと慎重に、確かめてから進まなかったんだろう。
やっぱり未舗装の道をなめてたみたい。調子に乗りすぎたんだ。
前回アルゼンチン北部でドライブした時も事故ったし(私の運転)。
きっと、私達に車は向いてないんだよー。

お正月にコレって、今年どんな年になるの?
私達も、もうこれまでなのか・・・。

待っても待っても、なかなか戻ってくる気配はありません。
きっと、人がなかなか見つからなくて、困ってるんだ。
このまま帰って来なかったりするのかも・・・。

だんだん心細くなってきました。
私も歩いて見に行ってみようとしましたが、
無駄な体力を消耗するだけなので、引き返し待つことに。

車の音がした、と思ったら風の音だったり。
私の上の空で、鳥が2羽くるくる飛んで、キュー、キュー、
と笑うように鳴いているだけ。

つづく。
  1. 2013/01/14(月) 00:56:00|
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お正月は大冒険?その1

この年末年始のアルゼンチン・パタゴニア旅行。
氷河観光で有名な町カラファテを拠点に、約1週間滞在しました。

2日間氷河を観光した後、大晦日から4日間レンタカーを借り、
むかし自転車で旅したRUTA40(国道40号線)を北上、
RUTAから外れたサンマルティン湖(はじめて)方面に、
行ってみることにしました。

以前は、カラファテ近辺から北のRUTA40は、約600Km未舗装。
水や食料など無補給区間が何百Kmとあり、深いワダチのある悪路と、
パタゴニアの爆風と戦い、時には自転車を押したりしながら、
果てしない荒野のなかを旅した、思い出深いところです。

30歳の誕生日は、このRUTA40の真っ只中でした。
ということは、9年ぶり!また来ることができて嬉しい限り。

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アルヘンティナ湖。
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パタゴニアの風とにおい、なつかしい。

いまRUTA40は、サンマルティン湖への分岐近辺の町トレスラゴスまで、
舗装になっているので、楽なもんです。しかも車だしー。
夏でシーズンなので、自転車旅行者達もよく見かけました。
ごくろうさんですな~。

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トレスラゴスまでの間にある、貴重な休憩スポット「レオナ」。
軽食が食べられる売店兼ホテル。前回は庭でテントを張らせてもらいました。
世界の主要都市までの距離を書いた看板ができていました。
一番上に最も遠い「TOKYO」の文字が。21,041kmだそう。

舗装が終わり、いよいよサンマルティン湖への分岐を入っていきます。
ここからが「本当のパタゴニアの旅」という感じがしてきました。
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砂利道で時々悪路もあるため、時速30km前後で走ります。

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途中のエスタンシア(農場)。水があるところに人や家畜は住んでいます。

時々、グアナコの群れに出会いました。車に気付くと逃げていきます。
自転車旅のときは、グアナコはほとんど逃げず、こちらを見ながら、
「キョキョキョー」と笑うように鳴いていたものです。
(グアナコ:リャマと鹿を足して2で割ったような動物)

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ガタガタ道を走り続けること約2時間。ようやく宿泊予定地サンマルティン湖が。
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RUTAから外れて以降、2~3台の車としかすれ違わずでした。

パタゴニアの夏は、日が長いから助かります。暗くなるのは夜10時ごろ。
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宿泊を受け付けている観光用エスタンシアもあるにはあるのですが、
べらぼうに高かったりするし、キャンプです。テントは9年前と同じもの。
道端に良い場所がみつかり、ひと安心。湖と雪山も眺められます。
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湖は山に囲まれていて、天気も良いため、風も穏やかです。
なかなか素敵な年越しではありませんか~! 
ここまでは順調でした。つづく・・・
  1. 2013/01/13(日) 10:50:50|
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